地域の魅力を楽しむ人(=localinoな人)を紹介するインタビュー、第一回は「MONDO Creative & Gallery」を運営する井上民子さんです。
2017年にさいたま市から伊豆の国市に移住された井上さんに、移住について伺いました。
伊豆の国市移住したきっかけ
東京都世田谷区で生まれ、石川県金沢市の大学を卒業後は東京近辺を転々と移り住んでいたという井上さん。
産休、育休を経て会社に復帰する際、会社までの遠さや満員電車での通勤、時短勤務が終わった後の働き方などを考え、移住を検討するようになったと言います。
伊豆の国市とは元々の縁はなかったそうですが、温暖な気候や自転車でも生活しやすい町並みなどが決め手となり移り住むことを決めたそうです。
伊豆の国市で特に好きな場所は「川」。息子さんともよく河原で遊ぶそうです。
移住先でのお仕事・人とのつながり
東京ではイベント会社でデザインの仕事をされていた井上さんですが、移住先の伊豆の国ではなかなかデザインの仕事が見つからなかったとのこと。
そんな時に出会ったのが、「地域おこし協力隊」の募集。
地域おこし協力隊では「伊豆の国ふるさと博覧会」のイベント事務局などに携わります。
任期終了後の2021年9月に「MONDO Creative & Gallery」をオープンし、現在に至ります。地域おこし協力隊での経験が、地域とつながるきっかけとなり、現在のお仕事にも生きているそうです。

移住先でどうやって仕事や人とのつながりを見つけていくか、不安を感じる人も多いと思いますが、こういったお話を聞くと勇気をもらえそうですね。
「どんな場所でも、自分の事をわかってくれる人はきっと居る。だからどこでも引っ越せる」
移住を検討している人へ向けて、こんな力強い一言をいただきました。
お話を伺って
井上さんの話を伺って、私自身が伊豆の国市へ引っ越してきた時のことを思い出しました。子育てが移住を考えるきっかけとなったこと、温暖な気候と豊かな自然に癒されたこと、デザインの仕事がなかなか見つからなかったこと…。
その中でも前向きに地域とつながり、一歩ずつ世界を広げていく井上さんの姿にとても魅力を感じました。
お話を聞かせていただきありがとうございました!
「MONDO Creative & Gallery」の紹介記事はこちら