こんにちは。 localino journal管理人のもりのです。
みなさんは、眼鏡にこだわりはありますか? 私は長いこと眼鏡生活なのですが、これまでは特にこだわりなく、チェーン店の眼鏡を安さで選んで…という事がほとんどでした。
ただ、「自分に似合う眼鏡がわからない」「度が強いのでレンズが厚くなり、結局セルフレームしか選べない」「決まった種類からしか選べないので”全部好み”というものになかなか巡り合えない」など、常にどこかで妥協している自分がいました。
眼鏡とはこれからも永いお付き合いになるから、せっかくだからちゃんと選びたいと思い、自分への誕生日プレゼントとして眼鏡を買うことにしました。
ハンドメイド眼鏡の「メガネのタニグチ」

訪れたのは、伊豆の国市田京の「メガネのタニグチ」さん。
ここでは、ハンドメイドのメガネをオーダーする事ができます。
知人からそのことを聞いて、「いつか自分だけの眼鏡を作りたい」とずっと憧れていました。
店内には市販品の眼鏡のほか、ハンドメイドのメガネもディスプレイされていました。


その中には片目が▽で片目が□という珍しいものも!
自分だけのメガネ、作りました!
早速、ハンドメイドメガネの相談。
一番気になっていたのは、「度が強いけど薄いフレームの眼鏡は作れるのか?」ということ。
すると、メガネのレンズは端に行くほど厚くなるので、小さめのフレームにすると度が強くても薄く仕上げる事ができるとのこと。
また、レンズの中心に目の位置が来るように作ることでより薄くできるそう。一人ひとりの目の幅に合ったフレームが作れるというのはオーダーメイドならではです。
いくつかのサンプルを試して好みのフレームの形を選んでいきました。
「レンズまわりはこの形が良いけど、ブリッジの形はこっちのほうが良い」という細かな要望にも応えてもらえました。
今回は白金色のメタルフレームへの憧れがあったので選びませんでしたが、リムの部分にカラーの素材を巻くこともできるそうです(オプション+4,400円)。
視力検査や目の幅の測定などをしてその日は終了、眼鏡ができるのは1~2週間後とのこと。
そして、出来上がったメガネを受け取りに行ってきました。
完成した眼鏡がこちら。

フレームは37,400円〜(税込・レンズ別)世界に一つのメガネフレームをこの価格で作ることができるのは驚きです!
市販品よりつるの部分が長く作られていて、それによりレンズ側への負担を少なくしているそうです。
これまでずっとセルフレームだったので、メタルフレームのかけ心地に慣れないんじゃないかという心配もありましたが、かけた瞬間ほとんど違和感なく目に馴染んで逆にびっくりしました。
自分の目に合ったメガネをかけるってこういうことなのかなと思いました。
眼鏡店の3代目は、視機能のスペシャリスト

担当してくださった、メガネのタニグチ代表の谷口夏季さん。
祖父の代から続く眼鏡店の3代目だそうです。
お兄さんはお隣の矢田眼科に勤めており、夏季さんご自身ももともと視能訓練士をされていたとのこと。
眼鏡の自然なかけ心地や自然な見え方の秘密はこういったところにもあるのかもしれません。
そして、ハンドメイドのメガネはもともと、市販品の眼鏡では合うものがない子どもに向けて作られたものが始まりだそう。 私がお店を訪れた際も、親子で眼鏡を作りに来ている方を何人か見かけました。
ハンドメイド眼鏡はフレーム修理など永久保証付き(!)とのこと。 子どもは成長が早いし壊してしまう不安もあるから高価な眼鏡は手が出しにくい…と思っていましたが、 アフターフォローの手厚いタニグチさんのハンドメイド眼鏡は子どもにこそ適しているかもしれません。
永く大切にしたい眼鏡に出会えて良かったです。
(記事の内容は訪問時のものとなっています。店舗情報等、変更される場合があるためご了承ください)