こんにちは。localino journal管理人のもりのです。 伊豆長岡の温泉旅館、「小松家八の坊」さんで保護犬の会が開催されると聞いて行ってきました。

温泉旅館と保護犬、意外な組み合わせのようにも思いますが、どんなイベントなのでしょうか?
愛犬と泊まれる温泉旅館

伊豆長岡温泉の「小松家八の坊」さんは、創業110年を迎える歴史のあるお宿。
2021年7月に愛犬と一緒に泊まれる宿としてリニューアル。
さらに2022年12月のリニューアルでロビーの床が改装され、ワンちゃんとリードで移動できるようになりました。

今では宿泊客の9割がワンちゃん連れのご宿泊、6,000頭ものワンちゃんが宿泊されているそうです。
保護犬の会&医療費フリマ
そんな「ドッグファースト」な温泉旅館のロビーで開催された保護犬の会。
主催は御殿場を拠点に個人で保護犬活動をされている「GO!保護犬GO」さんです。

ロビーに設置されたサークル内には、元気いっぱいに駆け回るワンちゃんたちが!
人見知りをするワンちゃんが多いのかと思いきや、人懐っこい子が多くて驚きました。
愛情を持って飼育されていることが伝わります。



じっと見ていると、やんちゃな子、大人しい子など、それぞれの性格も見て取れます。
今ではとっても元気そうなワンちゃん達ですが、保護された時は病気をしていたり、多頭飼育崩壊の環境だったりしていたとのこと。
飼い主である人間によって、ワンちゃんの幸せや命さえ左右してしまうということ、改めて考えさせられました。


会場ではドッグウェアやリード、ドッグフードなどワンちゃんグッズのフリマもありました。
このフリマの売上は保護犬たちの医療費や保護活動にあてられるそうです。
「GO!保護犬GO」さんのブログはこちら
小松家八の坊さんの保護犬支援
会場となった「小松家八の坊」の望月さんにお話を伺いました。
「小松家八の坊」さんでは、これまでも犬の保護活動に寄付で支援をされていました。
そこには「犬で商売をしているから、犬に恩返しをしたい」そんな思いがあったそうです。

さらに、ペットとして犬を飼う人が増える中、保護犬も増えているとのこと。
ただ、伊豆地域ではまだ譲渡会も少なく、保護犬の問題はあまり知られていないそう。
保護犬の会を通して、保護犬の問題や保護活動のことについてより多くの人に知ってもらいたい、そして一匹でも多くのワンちゃんに幸せが見つかったら…。
保護犬の会の開催は、八の坊さんの念願でもありました。

宿泊客だけでなく地域の方にも来ていただけるよう、土曜日の昼間に開催された八の坊さんでの第1回、保護犬の会。
今後も定期的に開催される予定だそうです!

(内容は取材時点のものとなっています。情報は変更される場合があるためご了承ください)